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事例1 交流活動
『ふれあいサロンづくり』~気軽に集って仲間づくり~
遠軽町南町第2自治会 |
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遠軽町南町第2自治会(240世帯)では、地域の高齢者の閉じこもりを防ぎ、仲間づくりのきっかけになるよう、ふれあいサロン運営委員会が、社会福祉協議会の協力を得て、ふれあいサロンを開催しています。
1回目のサロンでは、陶芸に挑戦し、参加者は粘土を好みの形に切り取り、お皿の形に仕上げていきました。その後は、警察署員と保健師からの講話があり、振り込め詐欺防止のポイントや健康で暮らし続けるための生活習慣について学びました。
それからのサロンでも、「手打ちそば実演試食会」「秋の収穫祭・石狩鍋づくり」など、毎回楽しく参加できるような企画を工夫し、「自転車の交通ルール」「介護保険のポイント」などの生活に役立つ講話を交え、月1回程度開催しています。毎回およそ30名が集まり、高齢者が気軽に交流できる場として地域に定着しました。運営委員会では、「より多くの方に集まってもらえれば」と、なかなかサロンへ参加されない高齢者に声かけ訪問をしてお誘いするなど、日ごろ閉じこもりがちな高齢者にもサロンでの交流を楽しんでいただけるよう努力を続けています。
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▲陶芸を体験、なかなか難しい! |
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▲手打ちそばのコツを教わりました |
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事例2 在宅福祉サービス活動
『お節介隊』~声かけ訪問とさりげない見守り~
倶知安町東栄会 |
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倶知安町東栄会(317世帯)では、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、民生委員・児童委員と協力して「お節介隊」を結成し、ひとり暮らしの高齢者や障がい者を対象に週2~3回の見守り活動を行っています。
見守り活動では、町内を4つに分け、それぞれの班で決めた対象世帯を声かけ訪問するほか、郵便受けやカーテンの開閉、部屋の電灯の様子や除雪の有無などを確認しながら、さりげなく見守っています。もし、見守りで異変をみつけた場合は、役員に連絡し、すぐに地域包括支援センターなどと連携して対応する体制をとっています。また、見守りの記録をメモ用紙に残し、心配な方や気になる方の情報を隊員で共有しています。
ほぼ毎日、朝夕に巡回し挨拶や声かけをしているという班では、夜になっても部屋の電灯が消えていて、電話も出ない方がいましたが、翌朝に無事を確認してほっと胸をなで下した例などもありました。
見守り活動を続けていく中で、高齢夫婦二人暮らしの世帯のほか、二世帯住宅でも若い世代が働きに出る日中の見守りが必要との意見も出て、今後はよりきめ細かな見守りを行っていくとのことです。
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事例3 交流活動
『異世代交流いきいきサロン』~サロン活動と見守り訪問で高齢者を支える~
岩見沢市やまと町内会
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岩見沢市やまと町内会(490世帯)では、高齢者が気軽に出かけられる場づくりと異世代交流のため、65歳以上の高齢者を対象に、いきいきサロンを毎月開催しています。
サロンでは、季節にあった歌を皆で歌い、ストレッチなど簡単な体操をした後は、相手に負けるようにグー・チョキ・パーを出す「あと出しじゃんけんゲーム」、利き手と反対の手で行う「玉入れゲーム」など、楽しみながら頭と体を使えるよう工夫を凝らしたゲームを毎回行っています。5月のサロンでは、保健師の協力で「脳いきいき度チェック」を行い、体をよく動かしたり、会話をたくさんすることが、脳を活性化させることを学びました。また、子ども会の協力で子ども達にも参加を呼びかけ、けん玉やメンコなどの昔あそびのほか、お正月は子ども達と一緒に餅つきをして交流を深めました。
さらに、町内会では、サロンに参加されない方も含めたひとり暮らしの高齢者に、月2回の見守り訪問を行い、健康状態を確認しながら、心配ごとなどの相談を受けています。サロン活動と見守り訪問により、住民が地域の高齢者と定期的にふれあいをもち、安心な暮らしを支えています。
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