ひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動 第38弾 

事例1 在宅福祉サービス活動

『高齢者への生活支援サービス【お助け隊】の結成』

~困ったことはお助け隊にお任せください~

洞爺湖町入江3区自治会

 

 

 洞爺湖町入江3区自治会(72世帯)は、令和3年度のひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動実践地区として、高齢者が安心して毎日を過ごせるように新たに【お助け隊】を結成して、高齢者世帯を中心に12世帯への日常生活のお手伝いを始めました。お手伝いの内容は「ゴミ出し」「電球交換」「草刈り」「除雪」など様々です。【お助け隊】の結成にあたり、ボランティアを自治会会員に募ったところ、12名の登録申出がありました。お助け隊の活動は、二人一組で行うこととし、活動時にはユニフォームとして製作した「ベストと帽子」を着用して活動を開始しました。今年は例年にない大雪でしたので除雪支援が中心となり、高齢者の皆さんから感謝の声が数多く寄せられました。今後の課題は、若い世代のボランティア隊員募集と自治会会員へのサービスの周知徹底とのことです。

 

 

▲お助け隊による除雪活動

 

▲お助け隊のご案内

 

 

事例2 交流活動
『町内会菜園を中心にした世代間交流事業』

~見守りでは「なかよし菜園」の野菜をお届けします~

中標津町東中町内会

 

 

 中標津町東中町内会(301世帯)は、令和3年度のひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動実践地区として、町内会菜園「なかよし菜園」を中心に町内会員、高齢者サロンの皆さんが世代間を通じてつながっています。春に植えた野菜の種や苗は、役員の皆さんが愛情を込めて育て、天候にも恵まれて、秋には豊作を迎えました。例年であれば、収穫祭を開催する予定でしたが、コロナ禍のため、収穫した野菜はラジオ体操終了時に配布するとともにコロナ禍で活動を中止している高齢者サロンの皆さんにお届けして近況を語り合いました。さらに、地域の支援学校の生徒さんと高齢者をつなぐ「絵手紙事業」が縁で、町内会の高齢者に冬期間の凍結転倒防止のための「砂入りペットボトル」が寄贈され、高齢者の皆さんへのクリスマスプレゼントに添えてお届けしました。

 

 

▲なかよし菜園の収穫

 

▲支援学校生徒さん手作りの「砂入りペットボトル」と「掃除用布巾」

 

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