平成20年度 事例 このような研修会が行われています 

まち歩き防災ワークショップ ~地図とチェックシートを片手にまち歩き~

余市町黒川町第6南区会

 

 

 黒川町第6南区会(171世帯)では、8月12日、まち歩きを通して自分たちが暮らす地域の防災の現状を知ってもらい、今後の災害に備えるため、防災ワークショップ(体験型講座)を実施しました。ワークショップに参加した住民49名は、区会と避難所の区域が入った地図とチェックシートを片手に、防災を意識して町内を歩き、危険箇所や安全箇所、災害時に役立つ場所などを確認して、写真撮影とともに地図への書き込み作業を行いました。
 さらに、災害を想定して、避難所までの経路と避難時の行動を確認しながら避難所まで実際に歩きました。ワークショップを通して、防災上の視点で自分たちの地域を再確認することができ、今後、参加者自身による地域の防災マップづくりへとつなげていく予定です。

 

 

▲実際にまちを歩いて確認

 

▲地図とチェックシートへの書き込み作業

 

防災大運動会 ~親睦を深めながら防災を学ぶ~

当別町北栄町町内会

 

 

 当別町北栄町町内会(482世帯)では、9月14日、220名参加のもと、防災大運動会を実施しました。
 運動会では、バケツ消火リレーや担架リレー等、子どもから大人まで競技を楽しみ、その後の消防署によるダミー人形を使った心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の実技では、参加者は身を乗り出して真剣でした。続いて、消火器やバケツによる消火を体験。さらに、災害救援ネットワーク北海道の山口代表の講演で「災害時の地域の重要性」を学びました。その後の昼食では、レスキューキッチンによる炊き出し訓練で美味しくできた豚汁をみんな笑顔で試食しました。最後は、非常持ち出し袋に入れたら良いと思うグッズを、ビンゴマスに記入する防災グッズビンゴゲームで盛り上がり、参加者は、親睦を深めながら防災について学ぶことができました。

 

 

▲担架リレーでは歓声が上がりました

 

▲ダミー人形で心肺蘇生の実技

 

close