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上川管内の名寄市麻生町内会(441世帯)では、ひとり暮らしの高齢者や障害者を対象に「いきいきサロン」を年間を通して開設しています。事業は町内会福祉部とたすけあいチームが担当し、家に閉じこもりがちなひとり暮らしの高齢者には健康状態を話題にしながら声をかけ、参加しやすい雰囲気づくりにつとめています。 サロンに集まった皆さんは、和気あいあいとした雰囲気の中でカラオケや囲碁、将棋、オセロなどを楽しみ、健康体操では、年齢に応じた体操を行い、楽しみながら心地よい汗を流しています。このいきいきサロンでは、協調性を育むために準備にも皆さんに関わってもらいます。
サロンへの参加により各種の町内会行事にも関心をもってもらえるようになりました。
今後は、会員の高齢化と活動内容のマンネリ化をなくすために、どう事業展開していくかが課題です。
石狩管内の石狩市花川南睦美町内会(797世帯)では12月〜3月までの冬期間、除雪作業が困難な高齢者・独居高齢者33名を対象に除排雪活動を行い、日常生活の安全・安心の支援とともに安否の確認をおこなっています。
昨年は12月に1回実施し、その後降雪も少なく安心していたところ1月末から3月上旬まで予想以上の降雪で、冬期間中6回、町内会役員が中心となって実施しました。その際、健康状態や生活上の問題点などを話し合う機会をつくり希望や困りごと等を取りまとめ、その後の活動に結びつけていきました。
結果として、例年並みの降雪となり対象者から大変感謝されました。
根室管内の別海町緑町内会(235世帯)では65歳以上の高齢者32世帯48名を対象に10月24日『高齢者との野菜園収穫祭』を実施しました。
緑町内会では「会員の心のふれあいを大切に、明るく住みよい生活環境を!」をスローガンに、会員のふれあいの場として、2,500_の町内会野菜園を造成しています。子ども会、婦人部、高齢者と幅広い年齢層により、春から秋まで土に触れながらの交流を図っています。
10月24日の収穫祭には、幼児から高齢者まで多くの会員の参加を得て、朝9時よりジャガイモ・大根などの収穫を行い、収穫された作物は、65歳以上の高齢者32世帯を訪問して配布し交流を図るとともに、昼は町内会館において、収穫作物による料理づくりを行い、子ども用のフライドポテトや芋の塩煮、芋団子、大根の味噌汁などを婦人部が作り、みんなで食べながら収穫を喜びあいました。
緑町内会においても少子高齢化が進み、孫と祖父母の同居世帯が減ってきており、町内会事業への参加者の減少につながっています。今後、高齢者や子どもの参加をどう得ていくかが課題です。
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