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枝幸町北浜町内会(249世帯)は、平成17年度の本運動の実践地区として、
地域のひとり暮らしの高齢者や障がい者世帯の方に、雪の多い冬を安心して過ごしてもらおうと、
福祉厚生部と民生委員が中心となって冬期間の訪問や除排雪活動に取り組みました。
対象世帯は、ひとり暮らしの高齢者17世帯と障がい者4世帯の計21世帯とし、1月22日、2月5日、2月19日、3月5日の
計4回訪問して、おしゃべりをしながら健康状態を把握し、心配ごとや困りごとを聞き、
緊急時の連絡方法も確認しました。同時に、除排雪が必要な世帯には、町内会員23名が2班に分かれて、
玄関前をはじめ、通路、窓周り、屋根等の除排雪作業にあたりました。
「冬は出かける機会が減って、除雪も大変です。こうして来ていただけると、ありがたくて、とても安心です。」
と感謝されています。
厚岸町尾幌自治会(154世帯)は、平成16・17年度の本運動の2年指定の実践地区として、婦人部が中心となった
「ふれあいの会」を立ち上げ、2年間を通じて、高齢者を地域で見守るために取り組まれた交流の様子をご紹介します。
1年目は、サロンを6回開催し、高齢者の方々にできるだけ家に閉じこもらずに一緒に交流を深めてもらおうと、
保健師による健康相談や血圧測定、骨折等による寝たきりを防止するための「転ばない講座」などを実施しました。
また、婦人部による手作り料理の会食会やゲームは、地域の子どもたちにも参加してもらい、
楽しく親睦を深めることができました。
そして、2年目は、ふれあいの会による訪問ふれあい交流を実施し、ひとり暮らしの高齢者や高齢者世帯21世帯に
手作り弁当を配付して大変喜ばれました。また、2年目は、サロンを8回開催し、1年目のメニューに加えて、訪問販売の
被害防止ための勉強会や茶話会なども実施し、日常生活の困りごとも聞き取ることができました。
また、高齢者と婦人部、子どもたちが一緒に料理やおやつ作りに挑戦する会食会を実施し、出来上がった料理やお菓子をみんなで
おしゃべりをしながらいただきました。これらの取り組みは、高齢者の方々にとても好評なので、これからも気楽に
出入りできるサロンづくりが予定されています。
砂川市新石山団地町内会(186世帯)は、本運動の実践地区として、高齢者世帯が多いことから、親睦を深めるための
工夫を凝らした様々な交流活動に取り組んでいます。
その中から、10月17日に開催された「温泉入浴とそば打ち昼食会」の様子をご紹介します。この日は、70歳〜90歳の
方々7名を含む22名の参加者のもと、滝川ふれあいの里温泉に日帰りで出かけました。参加された皆さんは、お互いの
子どもの頃を思い出して楽しく語らながら、そば粉をこねていました。初めてのそば打ちにしては上手な出来映えで、
昼食はおいしいそばの試食会となりました。食後は、温泉にゆったり浸かって背中を流し合い、その後、ビンゴゲームで
盛り上がりました。参加者からは、「そば打ちは大変だったけれども、おそばがおいしくて、とても楽しい一日を
過ごすことができました。」との感想が聞かれました。
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