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札幌市北区の北第21町内会(380世帯)では、60歳以上の高齢者を対象に「介護保険制度学習会」を実施しています。学習会は、町内会の福祉推進委員、住民協力員、社会部、民生委員児童委員等が担当し、高齢者の集まる機会として老人クラブの集会等を利用して、介護保険制度についての理解を深め、身近な問題として関心を持ってもらおうと実施され、昨年度は計12回実施し、一回の開催で約40名の参加がありました。 学習会は、介護保険制度について造詣の深い町内会員が講師にあたり、ジョークを交えながら和気あいあいとした雰囲気の中、会員相互に資料や話題を提供しあいながら行われています。学習会に参加された皆さんからは、「難しい話だったけれども、よく理解できた」と好評でした。
北第21町内会では、介護保険制度をより多くの高齢者の方々に自分の問題として捉えてもらえるよう、今後も働きかけていく予定です。
伊達市長和第10自治会(26世帯)では、ひとり暮らしの高齢者を対象に、楽しく語りあう場として、月に1度、高齢者とのふれあい食事会を実施しています。 食事会は、自治会長、福祉委員が担当し、てんぷらの会、おすしの会、手打ちそばの会等々、毎回趣向を凝らしながら行われ、楽しい一時を過ごしています。毎回約17名の参加があり、出席できなかった方には、食事会の様子を伝えながら配食しています。 食事会を実施するようになり、高齢者の皆さんがとても明るくなりました。今後もこの食事会を継続し、高齢者への支援活動を工夫しながらすすめる予定です。
釧路管内の白糠町恋問町内会( 58世帯)では60歳以上の高齢者を対象に毎月5のつく日(5日、15日、25日)に町内会の集会所に集まり、カラオケや囲碁、将棋、料理などそれぞれが自由に楽しんでいただく『ふれあいサロン』を開設しています。 サロンは、厚生福祉部、婦人部が担当し、高齢者の交流と親睦を図り、生きがいづくりの場を提供することを目的に開設しています。 ひとり暮らしの方には、サロンへの参加呼びかけと見守りを合わせて行うなど、町内会としてできる活動を進めています。 サロンでの交流を通じて、町内会活動への関心をもってもらえるようになりました。 今後は、緊急時の連絡体制の充実と高齢者だけではなく子ども会も含めた交流活動への拡大が課題です。
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