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渡島管内の大野町川原町町内会(152世帯)は、平成13・14年度の2年間、ひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動の実践地区として、たすけあいチームづくりに取り組んでいます。その活動の中から、絵手紙による高齢者とのふれあい活動をご紹介します。
絵手紙は、女性部員による月2回(第1・第3木曜)の絵手紙教室で描かれ、暑中見舞、敬老の日、年賀状など、時節ごとに町内の高齢者に送られています。手づくりの心のこもった絵手紙は、高齢者に大変喜ばれ、お礼のはがきをいただくこともあります。この絵手紙をきっかけに、高齢者と女性部員との会話もはずみ、交流が深まっています。また、町民文化祭に作品を展示したところ、皆さんから温かい言葉をいただきました。
上川管内の美深町恩根内自治会(106世帯)は、平成14年度のひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動の実践地区として、地域の見守り・支えあい活動に取り組んでいます。
その活動の中から、小学生と高齢者との親睦を深めるために開催された「しめ縄づくり講習会」をご紹介します。講習会は、12月5日、地元のしめ縄づくりの講師を招き、恩根内小学校の児童と高齢者を合わせて42名の参加のもと開催されました。子ども達は、お年寄りに難しいところを教わりながら作業を進め、一人ひとり、心のこもったしめ縄が出来上がりました。お昼は、婦人部手づくりの豚汁・おにぎりがふるまわれ、子ども達にとっては貴重な体験となり、お年寄りとともに楽しい一日を過ごしました。
網走市眺洋町内会(97世帯)は、平成14・15年度の2年間、ひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動の実践地区として、平成14年度から高齢者を対象に、「ふれあいの会くるみ」をオープンしています。「ふれあいの会くるみ」は、毎週木曜日に集会所を利用して開設され、「自然に触れ親しむ」を第一の目的に、年間を通して様々な活動が展開されています。特に、廃材を利用したバードテーブルは、希望する高齢者の自宅にも設置して大変喜ばれました。その他、ペットボトルの風車、牛乳パックのリサイクルチェア、花壇や野菜作り等、毎回工夫が凝らされ、子どもから高齢者まで、地域の皆さんに大変喜ばれています。今後も希望、アイディアを取り入れながら継続される予定です。
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