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函館市中島町会(1,452世帯)は、平成15年度のひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動の実践地区として、町内会のいろいろな行事を通じた見守り・助け合い活動を行っています。その活動の中から、「世代間交流もちつき大会」と「世代間交流カルタ大会」の様子をご紹介します。
○世代間交流もちつき大会
もちつき大会は、子どもから高齢者まで115名参加のもと、12月6日に行われました。 就学前の子どもはお父さんやお母さんと一緒に参加。もちつきは、就学前の子ども、小学校低学年、高学年と時間差をつけてみんなが体験できるように工夫して行われました。子ども達は、お年寄りにあんのくるみ方を教わり、粉だらけになって、つき上がったおもちを“あんこもち”にしました。 |
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○世代間交流カルタ大会
カルタ大会は、子どもから高齢者まで68名参加のもと、1月10日に行われました。就学前の子どもと小学校低学年はジャンボカルタ、小学校中・高学年は百人一首を行いました。百人一首は、子どもと大人に別れてのチーム、子どもの中に大人が1名入るチームを作って行いました。子ども達に負けまいと、昔を思い出しながら頑張っているお父さんの姿が、印象的でした。 |
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木古内町新栄町町内会(316世帯)は、平成15年度のひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動の実践地区として、高齢者を中心とした支援体制づくりに取り組んでいます。
地域内でのひとり暮らしの高齢者の孤独死をきっかけに、見守り、声かけの体制づくり、さらに、遠く離れて住んでいる家族と町内会福祉部を結ぶネットワークづくりがすすめられています。
○誕生祝いカードのプレゼント
福祉部員5名が手分けして、70歳以上の高齢者135名の年に一度の誕生日にカードを贈っています。
誕生祝いカードは、月ごとに季節感と近親感のあるデザインを工夫して作成し、誕生日3日前に投函。カードには、担当者名を入れ、コミュニケーションの糸口になっています。
○緊急連絡カードづくり
福祉部員5名により、ひとり暮らしの高齢者29世帯の実態を把握し、遠く離れて住んでいる家族(遠隔近親者)との連絡網を整え、安否確認、緊急時に備えた体制をつくりました。
離れた家族には、見守り担当者の電話番号と体制を知らせるカードを郵送して、いつでも連絡できる体制をお知らせし、ひとり暮らしの方々には、カードばかりではなく、福祉部員の訪問をとても喜んでもらいました。幸い、緊急事態はなく、この取り組みによってひとり暮らしの高齢者と遠く離れた家族に大きなプレゼントができました。
恵庭市黄金南町内会(370世帯)は、平成14・15年度の2年間、ひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動の実践地区として、「高齢者と子どものふれあい広場」を開設しています。“地域の子どもは地域で育てる”を目標に、高齢者の豊かな生活経験と子ども達のみずみずしい感性との交流を図る場として、毎月第2土曜日、季節に合わせた様々な活動が展開されています。
5月には「こどもの日」を祝って、お年寄りから子どもへ心あたたまる手紙が贈られました。
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